漫画メモとか。
日常生活と漫画(4コマ多め)と廣田眞胤さんについての雑記。
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クローバー/乙ひより
乙ひよりさん、2冊目の単行本。最初の単行本である『かわいいあなた』で衝撃を受けたのを思い出します。百合ってもっとドロドロとしたものだと思ってたんですよねー。

この本に収録されている話の主人公は、一花・風香・美鳥・卯月の橘姉妹。表紙左から一花・卯月・美鳥・風香です。
一つ一つの話は、各々の高校生時代を描いた短編。収録されている順番に読むと、卯月から時系列を遡っていく形。ですので、一花のエピソードでは、卯月はまだ幼女だったりします。

さて、各話の概要を適当に。

第1話 彼女の隣

卯月はある日、無人の電車内で網棚に乗ろうとしているところを、1人の女子高生に見られてしまいます。制服を見て、同じ学校の生徒ではなかったのが不幸中の幸いか……なんて卯月が思っていると、その少女・志穂が卯月の通う高校、しかも同じクラスに転校してくるというお約束な展開。

学級委員である卯月は、志穂の面倒を見るよう先生に言いつけられるわけですが、志穂の言動は厳しい校風にそぐわないものばかり。ピアスにマニキュア、それを注意されてもどこ吹く風な志穂に卯月は戸惑います。
ただ、「ただかわいくてキレイなものが好きなだけ」と言い放つ志穂に「古き良き時代を守るのも大事!」と返しながらも、そのマニキュアを「…キレイだけどね…」と褒めている卯月を見ると、キレイなもの、そしてそれを通して志穂にやや惹かれているのかなあ、なんて思えてその微妙な関係がいいんですよ。

で、色々とあって2人はもう少し近付くわけですが、それでも表面的にはガールズラブ的関係には至っていません。多分、2人ともまだそこまでの感情はないんじゃないかなあ、とは思うんですが……読み方次第でしょうか。

第2話 bitter girl

ケーキ屋でバイトする美鳥が、突然の人手不足に困った挙句、毎日ケーキを買いに来る少女を勧誘するシーンから話は始まります。その少女が本話のもう1人のヒロインである杉浦なわけです。

クリスマス・シーズン、街がカップルで溢れ返る中でケーキ販売をしていた美鳥は、ひとり身であることを嘆きます。すると杉浦が「お互い彼氏できるまで試しに付き合ってみます?」と突然の提案。戸惑っているところを「うぶなんですねー」とからかわれ、「ぜっ ぜーんぜん! 女同士なんてよゆーじゃん!」と意地になって返答してしまう美鳥が子供っぽくて可愛いです。

さて、お試しということで付き合い始めた2人ですが、美鳥は予想以上に杉浦に惹かれていて、一緒に過ごしているだけでドキドキする自分に気付きます。その感情を殺しているうちに、美鳥に告白してくる男子が現れて……

第1話に比べると、かなり甘いお話。描き下ろしとして、2人の後日談が掲載されているんですが、そちらも含めて御馳走様といった感じでした。

第3話 春よ恋

風香は、その後に卯月も通うことになる高校の生徒会長。ゆるーい性格の彼女は、同じく生徒会役員である橋本に怒られてばかり。

ある日、風香が図書室でのんびりしていると、橋本と1人の少女が談笑しているところを発見します。風香がちょっかいを出すと、橋本はその場を後にしてしまい、残されたのは風香ともう1人の少女。
「二人ってデキてんの?」と風香が冗談で聞いてみると、彩子と名乗った彼女からは「私はそういう意味で好きだけど 秘密ね」との返答が。

2人の関係が気になり、彼女達のデートにくっついて回る風香。ずっと彩子とべったりとしていると、ついに橋本は怒って帰ってしまいます。そしてその翌日、その事について謝罪してきた橋本とのやり取りから、風香は橋本もまた彩子に対して恋愛感情を持っていることに気付いてしまい……

読後に残る一抹の寂しさと、それもひっくるめて優しく包み込んでくれる空気が素晴らしい。乙ひよりさんの描く失恋話は、哀しみとそれを糧にしようとする前向きさが同時に存在していて、その塩梅が絶妙です。個人的には1番お気に入りのエピソード。

第4話 夢心

この第4話に限って、姉妹以外の視点から物語は進行します。

和代は出会ってから10年間、一花に恋をし続ける少女。その思いは一花には届いているのかいないのか、一花は普通に男子と付き合っています。

そんなある日、一花の彼氏が他の少女と手を繋いで歩いているのを見かける2人。それにも関わらず、浮気する甲斐性があったとは、なんて感心する素振りすら見せる一花に、和代の方が感情を爆発させ「私のほうが… 一花のこと…好きなのに…」と口を滑らせてしまいます。
けれど一花も彼氏の事を許す気は全く無かったらしく、浮気相手と別れさせて自分に色々と貢がせた揚句に、こっぴどくふってやるつもりとの言。ひでえ女だ(笑

それはともかく、それを受けた和代は「そんなことばっか言ってると 友だちいなくなっちゃうよ?」と一花を心配するのですが、一花自身はあっさりと「でも 和代はずっと一緒にいるでしょう?」と返すんですね。僕はこのシーンが好きです。エピソードとしてなら第3話が最高なんですが、シーンとしてはここが1番鼻息荒くなります(←×
一花のマイペースぶりと、それにやや呆れながらも追従していく和代という対照的な関係が、実は和代の想いだけから形作られたものではなかったことが判明した瞬間、僕の心も晴れ晴れとするわけですよ。

それにしても和代は可愛いなあ。ある意味、この本の中で最も純真だったのが彼女なのではないでしょうか。


こんな感じで紹介は終了です。特典ペーパーは、とらとゲマで見かけました。金欠だったため、とらでしか買えてないです。描かれているのは卯月と志穂。ゲマのはまたキャラが違った気もするんですが、どうだったかなあ。

乙ひよりさんのサイトはこちら→"君鳥翠"


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4コマでない漫画 | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/10/23(木) 00:00 ]

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