漫画メモとか。
日常生活と漫画(4コマ多め)と廣田眞胤さんについての雑記。
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みりたり!(1)/まもウィリアムズ
みりたり(1)
裏表紙のエンボス加工が面白いです。戦車のキャタピラが通った跡らしきものが浮かび上がってて、その曲線をなぞってるとウットリしてくる(←×

まんがぱれっとLiteにて連載中の4コマ漫画の単行本。
平凡な少年・矢野宗平の元へ、彼を保護する目的で2人の美少女軍人が突如やって来て、なし崩し的に共同生活が始まる……と、そんな感じの作品です。

ぱれっとLiteの公式サイトでは「日常が非日常に変わる、それを暗示するかのように現れた、二人の物騒な少女の正体はいったい―――。」(一迅社webより引用)と、ちょっと硬質な作風を期待させるような紹介文が載ってます。
ちなみに、この紹介文中にある救世主というのが宗平の父親で、宗平はそのとばっちりを受けて狙われている、といった具合。

みりたり(1-01)
実際の始まりはこんな具合です。暗示も何も、宗平の日常は見たまんま完膚なきまでに破壊されてますね。ところで宗平が「夢見がちな少年なら誰もが云々」なんてことを言ってますが、その手のシナリオを脳内で展開するのは「夢見がちな少年」じゃ許されない年齢や妄想領域に達してるヲタクなんじゃないかなあ、とか思わないでもない。

さて、戦車で人様、それも保護すべき対象の家宅に突っ込んできたりすることから分かるように、ルトガルニコフ中尉(表紙。通称ルト中尉)とその部下であるハルカ少尉は、いわゆる社会常識を身に付けていないどころか、明らかに頭のネジが何本か抜けてそうです。
更には宗平の家に居着いてからの彼女達は、宗平の家に兵器を設置したり、周囲に地雷をばら撒いたりとやりたい放題なわけです。一般人と敵国の人間との区別とか、そんなもんはありゃしません。目に映る動くモノは全部敵だ!

みりたり(1-03)
そんな彼女達に翻弄され、傷付いていく宗平の悲哀漂う姿は、ルト中尉達の脳みそを「ホント 戦場は地獄だぜ! フゥハハハーハァー」的なものに仕立て上げてしまった戦争の悲惨さ、虚しさを表現しているのかもしれません。皆が皆、戦争の被害者なんだ……僕自身、単行本を読み終わってカバー折り返しを見て、そういえばこれ戦争が背景にあったんだっけと思い出してからは、何となくそう感じるような気がしないでもない状態になったので、他の読者もそんなことを思っているかもしれないとも言い切れな(以下略

とまあ、しつこい言い回しで冗談のようなことを上で書いてますが、実際にただの戦争ギャグでは済まない部分も見受けられます。それが、上の画像の宗平の姿だったりするわけです。
包帯を巻いてるだけでなく、顔や腕にも擦過傷らしきものがあって、更には次の回に移ってもまだそれが癒えていない(4コマの途中で突然包帯が消えちゃってるのは、ミスなのかな? 何か意図があるのかしらん)。コメディ・ギャグ漫画でキャラが受ける傷ってのは、どれだけ致命傷に見えても次の話に移行する際、早ければ次コマ辺りですっかり完治してたりするのが通常なので、これには少し違和感を覚えた次第なわけです。もしかして、本当に戦争を背景に組み込んで描いてくのかなあ、と一瞬だけ思ったりもしたんですよね。

みりたり(1-02)
それはさておき、突然ですが好きなキャラの話。こちらはルト中尉達の国と交戦している敵国からの刺客、シャチーロフ軍曹。この子もこの子で、やっぱりちょっとオカシイ。普段はこんなにやる気がないけれど、マイクロガンで宗平を撃ち殺そうと頑張る軍人さんです。怖いですね。けど普段は魔法少女アニメに夢中だったりする可愛い子なのです。

さて、こんな感じで宗平の日常は、戦闘状態という非日常にかなり浸食されているので、彼が元々過ごしていたゲームに囲まれたぱっとしない生活は隅に追いやられてしまっています。たまーに平穏に過ごせそうなエピソードもあったりするんですが、それも大体途中からおかしな方向に進んでしまうんですね。可哀想な宗平……
で、何となく予想はつくでしょうが、可愛い女の子が何人か出てはくるけれど、彼女達同士のキャッキャウフフはあまり味わえません。なので、ゆるい日常ものを求めてる方より、美少女に殴られたい、撃たれたい、だけどホントに死んだりするのは勘弁な! って方にオススメです。

まもウィリアムズさんのサイトはこちら→"風道"


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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

4コマ(一迅社) | トラックバック:1 | コメント:0
[ 2009/08/23(日) 04:07 ]

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| 2012/05/09(水) 15:39

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