漫画メモとか。
日常生活と漫画(4コマ多め)と廣田眞胤さんについての雑記。
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冬コミ備忘録。
ハルヒちゃん(08冬)
『ハルヒちゃん』より、長門(でいいのかな?)。人が来ないタイミングを見計らって撮ったんですが、ちょっと焦ってしまい失敗。残念。

というわけで、昨日は国際展示場に行って来ました。割と暖かかったので、入場するまでの待ち時間もそこまで辛くなかったです。むしろ、普段一緒に並んでいる友人が仕事の都合で不参加だったので、1人でぼーっとしている事の方がキツかった。

以下、購入物のメモ。

08冬コミ001
4コマ作家さんのサークルを幾つか見てみました。右下の本は、日記でも紹介した『ぱわふる4拍子』のボツ4コマやキャラの初期設定が載っている本。リコの髪型が、連載のとはちょっと違ったりして楽しいです。

08冬コミ002
右上は"スクリー射撃"さんの新刊。アイマスとライブ・ア・ライブのコラボ的な何か。まあ、オルステッドのポジションに置いてしっくり来るのは春香だろうなあ……

08冬コミ004
右は"通りすがりの怪盗"さんのりっちゃん本。エロイ。

他にもアイマスやら何やら買ってますが、特に印象に残ったのが"梨園"さんの新刊のネタ。

梨園(08冬)
梨園(08冬-2)
五郎(『孤独のグルメ』)とシャーリー(『シャーリー』)が会話しているコラ画像が元ネタ。その画像は虹裏以外で見た事が無いんで、まあそう言う事なんでしょう。

それと、廣田眞胤さんのサークル"有齒女陰"のコピ本も購入。

廣田眞胤(08冬)
新規開拓は難しそうな表紙。

中身はまあ、コピ本だからこんなものかなと言う感じ。
むしろ、ボリュームたっぷりの後書きが危険な気がしました。一水社からはもう切られちゃったとか、仕事来ないなあとかそんな内容で、読んでいる人間をどんどん不安にさせる代物。
一応、竹書房の雑誌(コンビニ売り?)に漫画が載るらしいけど、この先どうなっちゃうんでしょうね……まあとにかく、当ブログは廣田眞胤さんを応援しております。

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廣田眞胤さん関連 | トラックバック:0 | コメント:2
[ 2008/12/31(水) 18:11 ]

ママさん(2)/山田まりお
まんがくらぶオリジナルにて連載されていた4コマ漫画。残念ながら今巻で最終巻です。
高校生のアキトは、義理の母である和美さんと2人暮らし(共に表紙に載っています)。和美さんのわけの分からない言動以外は一見平凡な家庭ですが、実はアキトは彼女に親子の関係を超えた好意を抱いていて……と言う話。

1巻でアキトは同級生の小池さんと付き合い始めますが、なかなか和美さんの事は忘れられず。当の和美さんは彼の気持ちに気付かず、アキトとしてもやきもきする日々が続きます。そんな彼らの錯綜する関係を描いたのがこの2巻。
……と書くととてもドロドロした話のように見えますが、ギャグ漫画なので基本的にはその辺りの事情は全く気になりません。

ギャグのオトし方は、勢いだけで突っ走っるようなのは少なめです。不可思議な言動を繰り返す和美さんを始め、色物キャラクターが何人も登場するので、その特徴を活かした笑いを提供してくれます。

既に書いたように、この『ママさん』は今巻で最終話を迎えるわけですが、後もう1、2巻分は続いて欲しかったなあと言うのが僕の感想。
アキトと和美さんの少しだけ進んだ関係が最後に提示されていますが、どうも物足りないんですよね。関係性そのものは全然アリだと思うんですが、そこに至るまでのエピソードの積み重ねがもう少し見たかった。アキトの告白からラストまでの流れが、もう完全にジャンプの打ち切り漫画状態とでも言いますか……まあ山田まりおさんの日記を見る限りだと、そういう事なんだろうなあ。残念です。
ただ、話の結末がどうであれギャグそのもののキレには何ら問題無いので、個人的には割とおすすめです。

山田まりおさんのサイトはこちら→"まりお御殿"
山田まりおさんのサイトはもう1つありますが、そちらはBLのあれなんで注意。



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4コマ(双葉社) | トラックバック:0 | コメント:2
[ 2008/12/30(火) 00:55 ]

R18!(1)/ぷらぱ
まんがタイムきららMAXにて、異彩を放ちつつ連載中の4コマ漫画が単行本化。
Hな事が苦手な里佳子は、ふとしたはずみで姉の勤める会社に入社する事になりますが、その会社と言うのが美少女ゲーム(以下「エロゲ」)を手掛けているところで……とまあ、そんな感じのお話。

試読はお馴染み、きららweb内の詳細ページで可能です。また、作者であるぷらぱさんご本人による特設ページはこちら

さて、裏表紙や帯の説明やら煽りやらを読んでると、エロゲ制作会社の実態がを垣間見る事が出来るんじゃないかな、とか業界秘話みたいなものが見られるかも、なんて考えますよね。
しかしそれは大きな間違い。この作品は、そんな分かり易いテーマを掲げた漫画では無いのです。
エロゲ制作現場の風景? ちょっとなら描かれてます。
業界人の生態? インタビューとかトークショーとか見た方が早いです。
エロゲにまつわるエトセトラ? ググれ(←×

では、この4コマの原動力は何か。答えはおっぱい。これに尽きます。
主人公である里佳子はHな事が苦手なはずなのに、何故かおっぱいは大好き。初対面の女性相手でも怯まず、おっぱいとコミュニケーションを取ろうと頑張ります。しかも1度それに触れると、なかなか離れない食い付きぶり。もう明らかに頭のおかしい子です。

原画家、斉藤さんのおっぱい。事務・広報担当、望月さんのおっぱい。双子PG、裕美のおっぱい。双子PG、千裕のおっぱい。

ところで、裏帯の一番下の文章をチェックしていただきたい。「読めば読むほど、あなたの嫁がますます愛しくなるかもしれない4コマです」とあります。
当初僕はこれを、「エロゲ制作者達の苦労や思い入れを知る事で、キャラに対する愛着が湧くかもしれませんよ」と言う風に解釈していたんですが、実は「エロゲの事にはあまり触れてないけど、おっぱいの魅力に気付けば、キャラをまた別の側面から愛でる事が出来るかもしれませんよ」と言うメッセージがそこには隠されていたんじゃなかろうかと思うと、この4コマを読むためのメルクマールが見えてくるような気がしてきま……せんでした。
結局頭に残ったのは、里佳子が誰かのおっぱいを揉みまくってるシーンだけ。ある意味、ぬるい空気や可愛いキャラ達のやり取りを楽しむ通常の「萌え4コマ」である事すら捨てた、この漫画の明日はどっちなんだろう。

ぷらぱさんのサイトはこちら→"by lust…"



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まんがタイムKRコミックス | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/12/29(月) 00:05 ]

森田さんは無口(1)/佐野妙
『Smileすいーつ』(1巻の感想はこちら)の単行本が先月発売されたばかりの、佐野妙さんのもう1つの連載4コマ漫画が単行本化されました。
帯を見ると分かりますが、何でもかんでも考え込んでしまう癖がある森田真由(勿論表紙)は、要点をまとめて喋ろうとする性格も相俟って、人一倍無口。そんな彼女の生活・生態を色々な形で描いているのが、この作品です。

あまりにも無口なため、周りの人間に勝手なキャラ付けをされてしまう事がよくある森田さんですが、彼女自身はそれに気付いていない事が多く何とものんびり。
結構素直で優しい森田さんなので、友人やクラスメイトも、無口と言う点をそこまで悪くは捉えていない辺りに実に友好な関係が見て取れます。

この漫画を読んで強く感じたのは、現実世界では女子のモノローグが聞こえなくて助かったなあ、なんて言う下らない事。
望まずテレパスとなってしまった人間の苦悩と言えば、古今東西語られてきたテーマなわけですが、僕にとって心が読めるようになったら1番ショックなのは、女の子達の内心を知り得てしまう事なんじゃなかろうか、と思った次第です。勿論、周りの人間が自分をどう捉えているかが分かるってのも怖いんでしょうが、心地良い空想に浸れなくなっちゃうってのが多分何より辛い。

閑話休題。
そんな森田さんが育った家庭環境は割と単純です。彼女の家族は、ちょっとした遊び人のお父さんと、それを冷静に攻める(誤字では無いです)お母さん。お母さんの教育の結果、森田さんは聞き上手を超えて無口に。だけど何だかんだでラブラブな2人の下で育った森田さんなので、いい娘なんです。

さて、ここらで僕の1推しのキャラについてでも。
森田さんの友達の女の子には、全員名前が与えられています。男子は残念ながら友人の域まで辿り着いているのがいないんで、無名。男は妄想でもしとけ、って感じなんでしょう。まあ実際、森田さんと仲良くなり過ぎると、幻滅しちゃう男子もいそうなんですよね。
それはともかく、何度となく登場しているにも関わらず、少なくとも単行本においては名前が明らかになっていない女の子が1人います。

最初はちょっと空気が読めないだけの、森田さんの1友人って感じでした。それが段々とストーカーチックになり、ついには他の子と森田さんが親しげにしてるのを見ると爪を噛み始める、何だちょっと怖い子に!

これまたキモさと可愛さを兼ね備えたキャラが出てきたな、と雑誌で見た時は思ったものです。彼女に名前が与えられていないのは、男子が森田さんの交友関係から排除されている事と同じ観点から説明出来たりしないかな。しないだろうな。しませんね。
それはさておき、彼女の思考は作中の男子のそれに通ずるものがあるんじゃないかな。「真由ちゃんの声しばらく聞いてないなあ」なんて言ってますが、これは彼女自身が森田さんと言葉を交わしたわけでは無く、他の誰かとの会話で森田さんの声を耳にしただけなんじゃないか、とかそもそも声を聞いたってのも彼女の妄想なんじゃ……なんて勘繰ってしまったりもします。実際、突然の事とは言え声をかけられたにも関わらず、誰の声だか分かってないシーンもあるしなあ。

なんて具合に好き勝手書いてますが、最近は雑誌の方をチェックしてないので、実はもう名前から何から全て明らかになってたりしたらアレですね。まあ仕方ない。とにかく彼女が好きです。

作者である佐野妙さんのサイトはこちら→"日常絵茶飯事"
今回も購入者特典ページがありますので、お見逃し無く。



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4コマ(竹書房) | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/12/28(日) 02:59 ]

CIRCLEさーくる(2)/榊
まんがタイムきららキャラットにて連載中の、やたらと女の子のおっぱいが大きい4コマ漫画。
とある大学の漫画研究会を舞台に、小金井かなた(表紙・右)や藤野綾(表紙・左)ら、そこに所属する学生達の日常を描いています。

こちらで試読が出来ます。相変わらず、このFlashだとキャラがくしゃっとなってしまうなあ。

ファンタジーな設定は皆無なので、大学のヲタクコミュニティについて割と「ありえそう」な感じが出てるんじゃないかなあ、と思います。とは言え、登場するキャラの誰もが人畜無害な造形になっている辺りなんかはきちんと「萌え4コマ」してるので、ドロドロしたのが見たくないと言う方でも安心。ただ人畜無害過ぎて、インパクトはやや弱め。
なので、同じようなコミュニティを描いた作品だと『げんしけん』なんかがありましたが、あれに比べるとかなりゆるい雰囲気に満ちています。ヲタク的要素を前面に押し出すような事はせず、キャラがガツガツしてないとでも言うのかな。
そう言ったヲタク的ガジェットもキャラのインパクトも弱めな上、きらら系主流4コマのご多分に洩れず、オチを重視してるタイプの4コマ漫画でも無いので、空気を楽しむ作品が苦手だとちょっと合わないかもしれません。

また、この手の、ある世代の文化系コミュニティ特有のぬるい空気感に浸るには、やっぱり読み手もそれに通ずるバックボーンを持っていた方がいいんだろうなあ、なんて思います。
例えばこれがスポーツ漫画や、文化系でももっとその活動に熱心な作品だったりしたなら、ルールの説明や雰囲気に騙されて、ある程度の追体験(気分)と言うのも可能なんでしょうが、文化系集団の形成する空間だけを楽しむとなると、なかなかなあ。

さて、その辺りとは関係無いこの漫画のもう1つの魅力として、小金井さんと堺くん(裏表紙・左上)の焦れったいラブコメがあります。
お互いに意識しつつも、なかなか歩み寄れない2人。藤野さんや一部の先輩にはバレてる節がありますが、まだまだ恋人同士にはなりそうにありません。連載分だと、夜行バスで並んで座ってるシーンがあったりしてニヤニヤ出来るんですが、この単行本だとそこまでは収録されておらず。

今巻では夏の終わり~冬までの話が収録されている、この『CIRCLEさーくる』。学園祭終了後に1年生が増えたり、冬が終われば4年生は去ってしまったりで、このゆったりとした時間も着実に流れて行くんだなあ、と感じさせてくれる辺りも結構好きです。
出会いと別れがあった方が、幾らか引き締まる部分もあるでしょうしね。これがもっとコメディ色の強い作品なら、サザエさん時空を展開してても何ら違和感無いんですが。

作者である榊さんのサイトはこちら→"NOI-GREN"



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まんがタイムKRコミックス | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/12/27(土) 03:41 ]

出たとこファンタジー りたーんず/樹るう
樹るうさんの初単行本であった(らしい)『出たとこファンタジー ぷるぷる学園編』と、その続刊が1つにまとまったお得な1冊だそうです。4コマはこの2、3年で読み始めたジャンルで、古い作品を入手出来ない事が多いので、復刊やら総集編やらの発売はありがたいなあ。
物語は、人魚族の少女・エマ(表紙・中央)が魔法学院受験のため魔法都市エルーカを訪れるところから始まります。ちょっとしたドジで受験そのものが叶わなかったエマですが、ひょんな事からとある研究室で助手を務めるリンゼイ(表紙・猫耳)に出会い、そこで働く事になり……と言った感じ。

作品の前半で描かれているのは、エマが魔法学院入学を目指しているわけや、エルーカでの日常、研究素材採取の旅等。ファンタジー的個性溢れるキャラクター達のドタバタが楽しめます。
後半に入ると話が一気に進展し、4コマの形をしたストーリーものに。ちょっとシリアスな展開もありますが、それでもきちっとオトすべきところはオトしてあるのはさすが。

さて、そんな作品の中にあって一際異彩を放っているのが、エマが働く研究室の主・ゼライスマン教授(表紙・右下の丸いの)。僕の1番のお気に入りは、寡黙な彼です。何かもう、ひたすらぷにぷにしたくなります……

とまあ、ファンタジー世界を舞台にした作品なので、ちょっと取っつき難く感じる人もいるかも。魔法だの何だのを使ってしまうと、オチが何でもありになってしまいがちですからね。ただ、この漫画ではそう言うシーンは少ない(皆無とは言えませんが)ので、4コマ好きな方なら普通に楽しめるんじゃないかなあ、と思った次第です。

作者、樹るうさんのブログはこちら→"踊るスターフルーツ育成中"



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4コマ(その他) | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/12/25(木) 02:08 ]

ぱわふる4拍子/白河まいな
今は亡きもえよんにて連載しており、雑誌休刊の煽りを食らって一旦終了するも、ケータイまんがタウンにて再連載、そして単行本化した(らしい)4コマ漫画。
基本的には、キャラの掛け合いでどんどん話が進む作りになっています。ちょっと強引さの残るパワフルなやり取りも、彼女達が小学4年生である事を考えると違和感無くなるから不思議。

試読はこちらで可能です。

表紙左から順に、思ってる事を片端から口に出してしまう担任のやっこちゃん、頭がおかしいくせに成績優秀なリコ、双子巫女の朝・夕(ツッコミ・素直)、飄々とした不思議少女・奈乃、何でもかんでも食べてしまうあくると並んでいます。
そしてもう1人の主要キャラに、学級委員を務める沙恵がいますが、彼女だけ裏表紙で盛大にこけています。とにかく色々と貧乏クジを引くのが特性との事なので、まさに適位置だなあなんて笑ってしまいました。

さて、本作品には男子生徒は登場せず、少女同士のいちゃつきが随所に見られます。リコは、クリスマスプレゼントに夕を所望しちゃったり、双子の父に「夕さんを私に下さい!!」なんて発言したりで、百合的要素もバッチリ。

そんな中、個人的に最も好きなコンビはあくる・沙恵の2人。捕食者と食物、と言う具合に2人の関係を捉えている感のあるあくると、それにちょっと怯えつつも仲良くしている沙恵の、その会話における温度差がたまりません。

人を食ったところのある奈乃にリコが翻弄されたりだとか、傍若無人なリコに朝の容赦無いツッコミが入ったりだとか、とにかくキャラの魅力を前面に押し出した作品なので、試読して気に入った方は買って損は無いかとおもいます。

作者である、白河まいなさんのブログはこちら→"まいたけきかく"



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4コマ(双葉社) | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/12/24(水) 05:36 ]

みつきにっき。/永緒ウカ
まんが4コマKINGSぱれっと(通称:まんがぱれっと)にて連載されていた、『みつきにっき。』が単行本化されていました。最近、まんがぱれっとはチェックし損ねる事が多かったんですが、この漫画はちょこちょこ読んでいたので購入。
とある学校に転校してきた「お姫様」である織田光貴(表紙)と、そのお世話係に任命されてしまったさやか(裏表紙・左)、2人を着せ替えして遊ぶコスプレイヤー先輩りさ(裏表紙・右)の過ごす日常を描いた4コマ漫画です。

光貴は「お姫様」である事だけは表記されていますが、実際にどのような家庭で育ったのか等は最後まで不明のまま。ただ相当のお嬢様であるのは確からしく、世間についての知識はかなり貧弱です。そんな彼女ですので、その言動はとにかく突飛。
お世話係となったさやかを側女と呼んだり、目覚まし時計のアラームに怯えたり、ベタなところでは、屋台の食べ物を試食と勘違いしてつまんだりなんてのもあります。

寮のルームメイトに宛がわれ、光貴を世話するさやかは至って普通の常識人。世間擦れしていない光貴へのフォローや突っ込みに腐心する彼女ですが、嫌がる素振りもあまり見せずに付き合っている辺りは、かなりのお人好しっぷりを感じさせます。

りさは衣装担当。主に光貴、時にはさやかにも自作の衣装を着させます。現役コスプレイヤーらしいのですが、彼女自身が服を替えているいるシーンは少なめ。眼鏡っ娘はりさと、ちょろっと出てくる先生(後期の、おでこが完全に隠れてる状態が可愛いような気がする)ぐらいなので、その手のヲタにもご褒美が欲しかった(←×
また、さやかが傍にいない際には、彼女が光貴の面倒を見ています。言動から見るに、むしろさやかよりも世話好きな気もするなあ。

さて、この漫画の特徴の1つとして、男性キャラが全く登場しない事が挙げられます。一応、さやかの妄想として、コーエー的美青年が2コマ程描かれてはいますが、まあ脳内の話なので無視。
で、男性が排除されている世界なので、自然に百合的な展開が発生します。キャラ設定的には非常に分かり易く、光貴がさやかにデレるわけです。単なる友情なのかもしれませんが、さやかを慕う後輩が出てきた時の対抗心の描き方を見るに、そういう要素もちょっとはあるんじゃないかなあ、と女性の事を全く知らない僕は思いました。

余談ですが、帯のキャッチコピーのせいで、一瞬成年コミックと勘違いしてしまったのは僕だけでは無いはず。光貴の太股が、何気にエロかったりしますし……

作者である永緒ウカさんのサイトはこちらになります→"INDIGO"



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4コマ(一迅社) | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/12/23(火) 04:15 ]

そして僕らは家族になる(1)/荒木風羽
店頭で単行本を見ても、それが雑誌で読んでいる漫画だと言う事に気付かない……なんて経験をした時には、さすがに自分の脳の衰えを感じてしまいました。そんなこんなで、まんがタイムきららMAXに連載されている『そして僕らは家族になる』の感想でも。

主人公はゲームショップに勤めるフリーター、幸助。特段変わったところの無い平凡な彼ですが、ある日目覚めると枕元には2人の少女が。幸助の父によると、幸助宅にて鈴音(表紙・右)・彩子(表紙・左)と名乗る彼女達を預かる事となったらしいのですが……
そんな具合で、突如女の子との共同生活が始まってしまう、と言う特段珍しくも無いシチュエーションから物語は始まります。

試読はこちらで可能。

さて、上にも書いたように、「そもそもひとつ屋根の下なんて嘘だ!」とさえ思わなければファンタジー設定も無く、話の作り自体は割と有り触れたものだと思います。幸助に気のある感じの女性が登場したり何だりと、ハーレム状態が訪れるのも想定の範囲内。
と言うわけで一見すると、とある青年の幸福そうな日常を淡々と描いているだけの「萌え4コマ」なんですが、幸助の心の持ち様(気楽に楽しんでる方向で日々をやり過ごす、というもの)が、そこに捻った一味を加えています。

共同生活を楽しむわけでは無く、あくまでそういった振りでやり過ごすと言うこの姿勢。鈴音や彩子が彼の元を訪れた過程を、彼は自ら積極的に聞き出そうとはしませんが、別に気遣いからでは無く単純に厄介事に関わりたくないだけ。いわゆる「いい人」として描写されている分、時々表出する、他者との微妙な距離感を含んだ言動が引っ掛かるのです。
端的に言うなら「へたれ」。その「へたれ」っぷりが面倒くささに由来するものなのか、自身が傷付きたくないと言う防衛的な心情から来ているものなのか、まだいまいち分かりませんが、少なくとも幸助のそのスタンスを把握出来れば、彼の発言の一つ一つについて穿った見方をする事、また彼の成長に期待する事が可能になって、途端にこの作品が一風変わった4コマ漫画に感じられるかもしれません。

そんな面倒な捉え方をしなくても、読み進めるうちに、タイトルにも含まれる「家族」と言うフレーズにも象徴されるように、各キャラの「家族」と言うものに対する思いであるとか、渇望であるとかが描かれたりもしますので、単純な「萌え4コマ」とのズレを見る事は可能なんですけどね。
とは言えそういうエピソードで溢れ返っているわけでも無いので、一見ではこの作品の魅力は分かり辛いかもしれません。なんで、気になった方は何回分か読んでみるといいかも。

ちなみに僕がこの漫画を読んでるのは、上に書いたような点とは実はあまり関係無く、咲苗さんが可愛くてどうしようも無いからなんですけどね。

もうね、幸助が好きなら好きってとっとと言っちゃえばいいじゃないさ、なんて思ったりもするんですが、このある種の照れ隠しと言うか、本心と関係無く動いちゃう辺りが大きな魅力ではあるので、難しいところですね。まあ少なくとも、今のところはかなりいい塩梅だと思います。今後も期待大でしょう。
それと、このウザいノリがたまらなく愛いと思いませんか? 空気を(適度に)読めない、その点で僕の好きな他キャラ達と似通っているので、その辺りもかなり推せる。

と言うわけで、僕は基本的にいわゆる「萌え4コマ」を愛しています。もっと咲苗さんの出番を増やすべきだ!(←×

荒木風羽さんのブログはこちら→"なみなみ爆弾(多分)"



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まんがタイムKRコミックス | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/12/21(日) 02:36 ]

オニデレ(2)/クリスタルな洋介
週刊少年サンデーで連載している、手芸少年・正と「鬼のように照れ屋」な不良少女・サヤの、甘酸っぱくて痛い(物理的に)学園生活を描いた漫画『オニデレ』最新巻。主要な登場人物がまとまっている公式サイトは、キャラの名前がなかなか覚えられない僕としては重宝しています。
第1巻の感想もこっそり書いてますので、よろしければどうぞ。

今巻では、生徒会メンバーであるサキや修、更にはサヤの妹クピドが登場。新キャラと絡む事で、サヤや生徒会長の魅力が一層高められています。少しずつ、各キャラの掘り下げにかかってきた感じでしょうか。
それに伴い、正がサヤ達と敵対する生徒会に引きずり込まれた事も相俟って、2人が付き合っている事を隠すために正が虐められる回数も激減。ただ、キャッキャウフフ指数が下がったと言うわけでは無く、2人が一緒にいても「不良と生徒会が戦っている」と言う風に周りが捉えるようになっただけなので、ラブコメ度合は1巻よりも進展してると言えます。ツーショットでも、まあわりかし自然なんですね。

さて、今巻から登場のサキは、サヤの対極と言っていい程に非力な女の子。そのため正のフォローが入る事が多く、それを見たサヤは嫉妬の炎を燃やす……と言うシーンもちらほら。
単行本ではまだそこまで進んでいませんが、更にはサキもちょっとずつ正に惹かれていったりも。うんうん、ラブコメはこうでなくちゃいけません。

同時に登場したミステリアスな生徒会書記・修は、自称おばけハンター。生徒会に入ったのは、生徒会長が呼び込んでしまう悪霊を定期的にお祓いするためだとか。彼の登場で、生徒会長のキャラの方向性が、更におかしな事に。正義を標榜する彼ですが、悪霊を呼び込む体質だったんだそうです。

3人目の新キャラである、サヤの妹クピドは、世界最強財力無敵『G・I(グローアイランド)グループ』総帥次女と言う、これ以上無いって程のお嬢様。となると勿論、サヤも超が付くお嬢様なわけで……クピド登場のエピソードでは、サヤの背景が幾らか垣間見る事が出来ます。
サヤの事を「優しくて聡明で女性の鑑のような」人間と純粋に信じているクピドの前では、県内最強「鬼頭のサヤ」もお淑やかに振る舞わざるを得なかったりして、ある意味では今巻最大の見所なのかもしれません。

後書きによると、次巻ではこの流れで他キャラの掘り下げも進むようなので、楽しみです。僕1推しの、ユナと生徒会長のエピソードも収録されるはずですし。
そう言えば、帯によると1巻は品切れ続出らしいですよ。店舗によっては割と多めに平積みになってたりしたし、読者は中学生ばかりでは無かったようです。



4コマでない漫画 | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/12/19(金) 00:00 ]

一年生になっちゃったら(3)/大井昌和
まんがタイムきららフォワードにて連載中の、『一年生になっちゃったら』最新単行本。
高校2年生の男子として平凡な日々を送っていた高遠伊織は、女子小学生・鈴ちゃんを助けようとして事故に遭ってしまいます。死を目前にしながらも、天才科学者・結女に助けられた彼ですが、目を覚ますと体がつるぺたに。何と彼の体は、女子小学生のそれ(表紙・下)へと変貌を遂げていたのです。
それは幼女好きである結女の仕業だったのですが、そんな状態では家にも帰れず、結局彼女の家に住む事に。するとそこには伊織の想い人である、みくるも一緒に暮らしていて……と言った感じのお話。

こちらで試読が出来ます。きららwebのものなので、相変わらず画像が微妙に潰れているのが残念。

高校2年生男子の自我を持ちながらも、小学1年生女子として過ごさなければならなくなった境遇から、その意識と身体のズレに悩まされる伊織が主人公ですが、基本はエロ混じりのコメディ。時折挿入されるシリアスなエピソードは、今のところオマケに過ぎません。
テンポの良い会話、頻繁に使われる大ゴマ、ストップのかからない展開、と余韻を楽しむ部類のものでは無いです。笑えるシーンはちょこちょこあるんだけど、この勢いに乗れないと少しばかり辛いかも。

ただ、その辺りの難点を補って余りある魅力が、その爆発力のあるエロネタ。下着なんざ序の口なのです。マジで。
突然小学1年生女子の身体になってしまったにも関わらず、恥じらいと言うものを殆ど持たない伊織に乾杯。多分、彼が躊躇してたらこの作品は完成しなかった……かもしれません。
これまでの巻ですと、女子トイレでの放尿体験なんかが割とぶっ飛んでた感じがしましたが、今巻にも負けず劣らずのネタがありました。ぎょう虫のアレ。
鏡を前に尻を突き出す伊織の姿には、やりやがったとしか言いようがなかった(ノ∀`)

成年コミック的なエロスはあまり無いんだけど、惹き付けられる。ギャグっぽくオトす事が徹底されてるんで、笑うのを前提にしたエロと言うものを描くのは非常に上手い漫画家さんなんじゃないかと思います。
この漫画において唯一残念だと思ったのは、幼女のぷにぷに感が足りない点なんですが、あの未成熟で柔らかな肢体を描いちゃうと途端に肉感的になっちゃうから、多分作品の方向性としてはその辺りは描かないのが正解なんだろうなあ……

大井昌和さんのブログはこちら→"大井昌和の報告"



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[ 2008/12/16(火) 00:00 ]

眼鏡とメイドの不文律/TOBI
眼鏡なカノジョ』で、色々な眼鏡っ娘にまつわる甘酸っぱい青春ラブコメを描いていたTOBIさんの、最新単行本です。

平凡な高校生・凡太の部屋に、メイド姿に扮したSP見習いのゆかり(表紙・右)と、メイドのくせして人の世話は大嫌いなハルが押し掛けるところから、物語は始まります。ハル曰く、凡太の実家である財閥(と言っても、凡太とは縁が切れています。作中でも特に出番無し)が運営するメイド・SP養成所から、卒業実地試験のため送られてきたのが2人だとの事。

なし崩し的に、凡太と彼女達の共同生活が始まるわけですが、メイドに憧れるゆかりは家事を担当するも失敗ばかり、やる気の無いハルはだらだらしてばかり、と凡太の生活水準は悪化の一途を辿ってしまいます。
そんな中、メイド試験官であるみさきさんが登場。メイド服を他人に貸していたりする場合には、その時点で不合格。今後1週間、普段の様子をチェックして点数を付けていくと言う彼女の前で、ハルのメイド服を半ば強引に着ていたゆかりは、ハルの合格のため、ハルとして振る舞う事になりますが……そんな感じのお話。

メイドになりたいと言う夢を見据えるゆかりに、少しずつ影響を受けていく凡太とハル。全3話と短い話ではありますが、ほんのちょっとだけ成長する彼らの姿を、コメディ分多めに描いている爽やかな作品でした。

そんな感じなので、眼鏡っ娘の活躍やラブコメを期待して読むと、少し肩透かしを食らってしまうかもしれませんね。とは言え、眼鏡とクラシックメイド服(って呼んでいいのかな。詳しくないんで分からん)の親和性の高さを再認識させてくれる点では、眼鏡っ娘分が皆無なわけではありません。
メイドとしては完全に不合格なゆかりと、(僕の脳内における)完璧なメイドスタイルとの間に齟齬が生じている感がちょっとだけありましたが、ギャップに萌えられれば、問題無いどころかむしろオイシく読めそうです。

ちなみに『眼鏡なカノジョ』に出てきたカップルのうち2組の後日談も収録されていまして、片方はきちんと甘めのエピソードなので、ラブコメ分も適度に入ってはいますよ。

TOBIさんのサイトはこちら→"橙空間"

さて、このエントリを書き上げた後に気付いたんだけど、まんが王倶楽部特設ページがやたら力入ってて笑ってしまいました。こちらを見た方が分かり易いですね。あと、実はハルが好みな僕としてはこのペーパー欲しかったりします。ゲーマーズで貰ったのは、ゆかりがメインなんですよねー。



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[ 2008/12/15(月) 00:00 ]

怪異いかさま博覧亭(3)/小竹田貴弘
Comic REXにて連載中の、『怪異いかさま博覧亭』第3巻。時は江戸時代、日本一の繁華街であった両国を舞台に、見世物小屋『博覧亭』の若旦那で大の妖怪馬鹿・榊とその家族、街に住む活気に満ちた人々、そして何処からともなく現れる妖怪……と、まあ色々なものが織り成す人情味溢れるコメディ漫画です。

妖怪が好きで好きでたまらない榊は彼らもまた家族として扱いますし、その人格を察するのか、妖怪側もよく彼に懐きます。今巻には、その辺りの関係が前面に出てくるエピソードもあったりして、ハートウォーミングな話に餓えがちな冬のキモヲタに(勿論、それ以外の人にも)ぴったり。
ちょっと紹介しますと、榊の眼鏡を壊してしまい、反省した様子を見せてはいるにも関わらず、頑なに謝ろうとしない五徳猫(五徳の付喪神)の話とか。最終的にその理由を口にするわけですが、そこに榊と付喪神とのとても柔らかな間柄が見て取れます。
こういうの好きだなシンプルで。こういう人情の機微ってオジサンだよな。

さてこの作品には、妖怪と一口に言っても、化け狸から付喪神、果ては動物の精なんてものまで、とにかく多数登場します。上記画像、表紙を見れば分かるように(表紙・左から順に、熊野の起請文、飯釜、五徳、瀬戸物の付喪神)、そのどれもが可愛らしく、作品の持つ温かみに貢献している感じ。
この怪しさと愛くるしさの絶妙なバランスを保った妖怪にハマってしまうと、ページを繰る度に新妖怪はまだかー新妖怪はまだかーと呟く、ちょっと中毒の人っぽくなります。

妖怪以外にも、元忍者のくせに極度の怖がりの巨乳娘とか、つるぺた前後不覚妖怪絵師とか、魅力的なキャラは多数。

また、キャラや人情パートだけで無く、コメディパートもこの漫画の魅力。時々詰め込み過ぎな感もあるけれど、基本的には非常にテンポ良く会話と絵で笑わせてくれるのです。不条理系ギャグに疲れてしまった方なんかに、オススメ出来るんじゃないかなあ。
難点を挙げるなら、江戸時代が舞台で主たるネタが妖怪なだけに、作中に入る補足が少し多めで、たまにテンポが殺がれてしまう事。まあそんなに気にする必要も無いとは思いますが。



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[ 2008/12/14(日) 00:00 ]

百合星人ナオコサン(2)/kashmir
電撃大王にて連載中の『百合星人ナオコサン』第2巻。
前巻に引き続き、今回も初回限定版にはCD付き。勿論今巻もまた、MOSAIC.WAVの歌うテーマソング入りです。他にも幼女時計アプリケーション『LOLICLOCK』が収録されており、プロ幼女達(作中に時折登場する、言葉通り「幼女である事」を生業とする幼女達)の仕事が拝めたりも。

公式サイトはこちら。試し読みは近日公開だそう。

百合星人なんて肩書きを冠するナオコサン(表紙・金髪)ではありますが、百合には興味無さげ。実際、みすず(表紙・黒髪の美少女)の友人である柊ちゃんと呼ばれる少女が、みすずに対して友情以上の何かを心に持っている(秘めてはいない)ぐらいで、他にはそれらしき描写は特に無いようです。あ、ゲストキャラでたまーにそういう属性の子が出てくるか。

それはともかく、むしろこの作品の主幹となっているのは幼女。それも、そんじょそこらの幼女ではありません。上にも書いたようなプロの幼女や、新感覚犯罪「ふみふみ詐欺」を行う幼女、果てはプラスチックで作られたリサイクル幼女……と、選り取り見取り。と言うか、もうそれは幼女じゃない、と頭と腹を同時に抱えたくなるような幼女っぽいものまで登場してきて、混沌とした様相を呈しています。
純粋無垢な(二次)幼女に秘められた神秘性・無限の可能性が、リアルワールドからは決して捉えられない不可思議な方向へ開花していて、それ故に本作における幼女の最上位性、更には有意性をひしひしと感じさせるわけです。幼女の対となってもいいはずの少年がほとんど出現しない辺りにも、意味があるのかもしれませんね。だけど実は意味は無いのかもしれませんね。

さてこの漫画では、何処か寂寥とした空間を、タイトルページに持ってくる事があります。
寂寞感漂うイラストや、吹き出しを用いないみすずの会話、彼女の廃墟・廃線好きと言う性格、最上位の存在だと言うのに永遠性を持たない幼女、と幾つもの要素で構成された、時には哀しみに似たものさえ含む空気感は、kashmirさんの他作品『デイドリームネイション』のような、文化部を舞台にした見た目・設定からしてまったりな作品と比べても、静的な魅力に満ち溢れています。
そんな中でみすず達の身に降りかかるトラブルや、ナオコサンのはちゃめちゃな言動が、実に対比的で、笑いを誘うのです。ある意味、非常にヲタ向けな笑いがそこにはあるんじゃないかな。その雰囲気と、エロネタ、独特の言語センスのせいで、読む人間をやや選ぶタイプの漫画かもしれませんが。

作品そのものの話はこれぐらいにして、お気に入りのキャラについて少々。そう、ごく一部の読者(僕とか僕とか僕とか)の中で、真のヒロインのポジションを獲得するに至った、ヤオイ星人アヤコサンの話題です。
地球総BL化による征服を目指しているだけあって、当初はナオコサンと敵対していた彼女ですが、ナオコサンに幾度と無くあしらわれたり邪魔されたりするうちに、ちょっとした"デレ期"に。ナオコサンやみすずのために、わざわざ自宅にマグカップを用意しようとしてたりして、とても可愛いです。
同じツンデレタイプでも、みすずの弟・涼太にご執心の彩ちゃんに比べると、相手に対する好感情には気付いてなさそうなのが良い。

さて、そんな『ナオコサン』の作者であるkashmirさんのサイトはこちら→"ネコにテルミン"
イラストがたくさん掲載されています。



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[ 2008/12/13(土) 00:00 ]

パティシエール(4)/野広実由
まんがタイムファミリー、ジャンボの両誌で連載されていた、製菓専門学校を舞台にした4コマ漫画『パティシエール』の最終巻。
作中では、製菓に関する材料や手法、色々な菓子について触れつつ、それらの知識や技術をまさこ(表紙・中央。通称「ねーさん」)さんが若人に混じって吸収し、目標である製菓職人へと一歩ずつ近付いていく様子が描かれています。

こちらで試読が可能です。もう何回も、まんがタイムwebにリンクを貼ってるんでこの説明も飽きたんですが、来月には見れなくなりますのでご注意を(追記:リンク貼り直してあるんで大丈夫です)。

さて、最終巻という事もあって、まさこねーさん以外の生徒達も着実に進歩していると感じさせる描写が、ちょこちょこと見受けられました。主要キャラ1人1人に的を絞ったエピソードも収録されているんで、好きなキャラがいるとちょっと嬉しいかも。

僕が好きだった主要キャラは、男子生徒の中で唯一紹介ページに掲載されている手島くん。他は女の子と先生しか載っていないので、彼の重要性がよく分かりますね。まあミヤギちゃんをからかったり何だりで、場をかき回してばっかりでしたが。
そんな彼も、他生徒が製菓の手際を上達させている間、日々の修練を欠かさずに成長して行き、最終的には他の追随を許さない程の能力を手に入れます……変な発想力と、萌え絵を描く技術なんですけどね。

明らかに1人だけ方向性がおかしくなってるんですが、何故……まあ不思議ではありましたが、異彩を放っていて楽しめました。実際、有志作成なんだろうけど、ゲームなんかのキャラが描かれたケーキも最近よく見かけますし、ある意味ホットだったんじゃないでしょうか。

あと、僕が好きだったキャラは、まさこねーさんの友人であるりっちゃん(佐々木律子)と言う女性。最終回には残念ながら登場しなかったんですが、まあまたその内見る機会があるだろう。
この『パティシエール』、これで最終巻ではありますが、製菓学校を卒業したまさこねーさんと、1人で突っ走りがちな新キャラを主人公にした続編『ダブルパティシエール』と言う作品が連載中なので、気になった方は是非チェックしてみて下さい。

野広実由さんのサイトはこちら→"末広八宝会"



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[ 2008/12/10(水) 00:00 ]

おねがい朝倉さん(8)/大乃元初奈
毎号のように、まんがタイムジャンボの表紙を飾っている『おねがい朝倉さん』の最新単行本。まさに雑誌の顔と呼べる作品なので、見掛けた事があるって方は結構いるんじゃないでしょうか。
とある会社に勤めるOL、朝倉さん(表紙・左)と神田さん(表紙・右)とその同僚達を中心にして起こる、会社内外の色々な出来事を描いた4コマ漫画です。基本的には、そんなに突飛なシチュなんかは用意されていないので、読んでいて違和感を覚えるって事は無い……と思うんですが、僕は無職なのでちょっと自信無い。

お馴染み、Flashで作られているらしいこちらで試読出来ます。余談ですが、まんがタイムwebの新刊紹介ページから、この作品にだけ飛べないんですよね。アドレスの数字部分だけ変えれば見れるんで、特に問題ありませんが。

さて、この漫画も昨日紹介した『おこしやす』同様、ストーリーと言う程のストーリーはありません。連載1回分の中で、話が関連した4コマはあったりしますが、まあお手軽に読める事は間違い無いかと思います。

特徴として挙げられるのは、やはり個性あるキャラクター。上記の通り、状況そのものは別段変わったものではありませんので、キャラが動き回らないとお話にならないと言いますか。
メインを張る2人は、冷静沈着で気遣いもばっちり、仕事も出来るけど、ちょっと天然ボケで人の好意(恋愛面)に気付かない朝倉さんに、海千山千の負けず嫌い、数々の嫌味を繰り出しながらも、朝倉さんの恩恵もあってか人の恨みを買い辛い、ちゃっかり者の神田さん……と、いいコンビ。
同僚の男性陣も、朝倉・神田コンビに負けじと、きちんとキャラが立っています。

と、ここまで紹介してみたんですが、これだとこの第8巻の内容には全く触れてないですね。とは言え、この漫画は基本的にずっと同じようなノリでここまで続いてるんで、今巻もやはり特に進展等は無く、何を書けばいいのか悩むところ。

……そう言えば、何故か唐突に栗原さんの年齢が公表されていました。30歳だそうです。けど単行本のキャラ紹介には、未だに3X歳の文字が。単純にミスなのかなあ。

ぐだぐだになってしまいましたが、まだこの先もずっと同じようなノリでこの漫画が続く事を祈っております。



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[ 2008/12/09(火) 00:00 ]

おこしやす(3)/久保田順子
京都に住む3人の大学生、呉服屋の娘であるゆいな(表紙)、その友人のあこと銀二の日常生活のあれこれを描いた作品。舞台となる京都の言葉や文化財、独特の慣習等に関しての話が多め。舞台とは関係無く、普通の4コマとして成立する話も勿論ありますが、やっぱり大きな特徴は前者かな。
他県からやって来た「男性」である銀二と、幼い頃から京都で育った「女性」であるゆいな、あことの意識のズレがなかなか面白い。僕なんかはずっと関東住まいな上に男なんで、銀二同様色々な事が新鮮に思えます。

こちらで試読が出来ます。ただ、以前も書いたように、次の新刊が発売される頃には見れなくなってしまいますので、ご注意を(追記:リンクを貼り直し済)。

4コマ漫画と言っても、幾らかストーリーの進展があるものが多い中、この作品(と言うか、単行本化されている久保田順子さんの作品全般)は基本的に全て1つの4コマで完結しています。
前後のものとの関連性すら無いのがデフォなので、適当に開いた部分からパラパラ読むなんて事も可能。そのため、間を取るための4コマを挟んだりなんて演出も見当たらないので、その手の作りが嫌いな方にはオススメです。
逆に、幾らかは人間関係なんかが進展してほしい、少しは物語性が欲しいなんて方には物足りないかもしれませんね。

さて、この単行本の見所として挙げられるのが、同時収録の『京都見て歩記』なる散策漫画。作者である久保田順子さんが、京都のお寺やら城やら街並みやらをタイトル通り見て歩き、それを短い漫画仕立てにしたものです。
毎巻何回分か載っているんで、ちょっとした観光気分が味わえて良いです。僕としては、これも結構楽しみだったり。

久保田順子さんのサイトはこちら→"ぴよぴよの家"



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[ 2008/12/08(月) 00:00 ]

でろでろ(14)/押切蓮介
ヤングマガジンで連載中のホラーギャグ、『でろでろ』の最新刊です。簡単な作品紹介と、第1巻の試し読みページがこちらにあります。が、どうも試読するにはCrochetとか言うプラグインのダウンロードが必要みたいで、ちょっと面倒です。

霊感体質なため奇っ怪な現象に出くわしやすい主人公・日野耳雄(表紙・左)と、その妹でオカルト耐性抜群な留渦(表紙・右)、そしてお化けに弱い、日野家の飼犬サイトーさん(表紙・犬)の面々が主な登場人物。

この作品が標榜する「ホラーギャグ」と言うジャンル。耳慣れない方もいるかと思うので、ちょっとだけ説明するつもりだったんですが、要はホラーテイストを取り入れたギャグ漫画である、としか言い様が無い事に気付いてしまいました。おお、トートロジー。

何と言いますか、ある種のホラーとギャグは紙一重であると言う事に気付かされる漫画です。決して不真面目なわけでは無いんだけれど、奇を衒い過ぎた、又は度を超えたホラーは笑いに繋がるみたい。
ほら、アレです。日本から輸出されたホラー映画が、他国で謎のパワーアップを遂げて帰って来てしまった時の脱力感みたいなものがそこにはある……かもしれませんよ。

日常に溢れる色々なものを妖怪として扱う事で、よく分からない世界観へと読者を引きずり込み、更にはその事態の大半を耳雄が腕力に訴えて解決してしまうその強引さも、魅力の1つ。押切蓮介さんの、一風変わった着眼点が面白いです。耳雄の顔面、その毛穴に安住の地を求めた妖怪達とか……
確かに奇っ怪な現象なんだけど、笑わざるを得ない。

また、シンプルに描かれる男性キャラや醜い妖怪達とのギャップで、女の子が可愛く見えるのもこの作品のオイシイところ。留渦も勿論良いキャラですが、個人的に1推しなのは、耳雄のクラスメイトである相原さん。
霊を引き寄せ易い体質ながらもオカルト耐性弱めな彼女は、自然と厄介事に巻き込まれがち。そんな彼女は、耳雄と協力して事態の解決に努めたり、耳雄に助けられたりしている内に、彼を慕うようになります。が、がさつな耳雄はそれに全く気付かず……薄幸感がたまりません。

多数の作品を連載されている押切蓮介さんですが、多分この漫画が最もスタンダードな押切作品と言えるかと思います。興味がある方はこの『でろでろ』から始めるが吉。

押切蓮介さんのサイトはこちら→"カイキドロップ"



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[ 2008/12/07(日) 00:00 ]

とらぶるクリック!!(3)/門瀬粗
まんがタイムきららキャラットにて連載中の4コマ漫画、『とらぶるクリック!!』の最新単行本。
とある高校の、PC部の面々の日々を描いた作品。どちらかと言うと、4コマ内での起承転結よりも、キャラクターやネタを前面に押し出すタイプなので、オチを重視する人にはちょっと物足りないかもしれません。

こちらから試読ページに飛べますので、内容を掴みたい時にどうぞ。ちなみに当該ページの下部リンクから、1・2巻の紹介にも行けます。
しかし、きららのサイトのお試しページはどれもページがひしゃげてて、キャラの可愛さを損なってるのはイタイなあ。

取り敢えず、単行本のキャラ紹介ページを引っ張ってきました。割と人気のある(と思われる)作品なんだし、何処かに特設ページとか出来ないかな。そうすればこんな事せずに済むのに。

最もお気に入りなのは、やはりなつメロ(表紙・左上)。初登場時からずっと彼女が一番。
ちょいツンでやや不器用なくせに、人にはちょっといい所を見せたがる。また時にはバカをやったり、と子供っぽさを残したその内面もさる事ながら、吊り目と相性のいい太眉(前者から覚える表情の厳しさを、朴訥な人柄をイメージさせる後者で相殺してる感じ)に、眼鏡っ娘と外面も素晴らしいです。

さて、この作品の見所の1つに、アホキャラ杏珠による「インターネット上で流行したネタ」の活用があります。自然、2ちゃんねるやニコニコにおいて有名なネタを取り上げる形になってくるので、そういうのが苦手な人は注意。

これとか。(←メロンの特設ページに飛びます)出ましたね……予約忘れたけど買えるのかな。どうでもいいけど、僕は派生ネタの「ゆっくりしね」の方が好きです。
「ウマウマ」とか。ちょっとばかり旬を過ぎてても気にしない。何故なら単行本もまた特別な存在だからです……これも古いな。

そんなこんなで、ヲタ向けの萌え4コマの中では結構好きな作品です。このままある程度は続いてくれると嬉しいなあ。

で、門瀬粗さんのサイトはこちら→"Popcorn Lamp"
……とらで買ったけど、ペーパー付いてなかったんですが。もうイヤだorz



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[ 2008/12/02(火) 00:00 ]

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