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日常生活と漫画(4コマ多め)と廣田眞胤さんについての雑記。
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まん研(1)/うおなてれぴん
漫画研究会(通称『第1』)において他の部員を汚染していた(第1部長談)、しいな(表紙の眼鏡っ娘)とレイコ(表紙の巨乳)。それを止められた彼女達は、文芸部みたいで堅いのがイヤだという理由で第1を抜け、独自に第2まん研(通称『まん研』又は『第2』)を立ち上げます。そんなまん研で、唯一の下級生である咲(表紙のつるぺた)が2人にイジられる日々を描いた4コマ漫画。

試読はこちらで。

まん研立ち上げメンバーの2人は、汚染なんて言葉を使われる程なので、やっぱり筋金入りのオタク。恥ずかしがる咲を見てハァハァしてる、百合も好きっぽいしいなに、ナルシストでBL好きのレイコ。
第1の部長に向かって、しいなが言い放った「あたしら度の過ぎた友情とか普通じゃない恋愛の無い同人に興味ないし」という台詞に、彼女達の活動理念の大部分が詰まってます。

そんなまん研ですが、咲だけは割と純粋。彼女が攻、受、やおい……そんな基本的(なのか?)な単語も知らない事が判明する話では、言葉の意味が分からないため「あたし受より攻がいいです」「あたしやおいも大好きです」なんて言わされてしまったりも。これはいいセクハラ。
この辺りのエピソードを読んでいると、咲が何故第1でなくまん研に入ってしまったのか、不思議でなりません(笑)まあこの後は、そんな咲もきっちりと順応していく……と言うか、汚染されていってしまうわけですが。

この作品の特徴として、やたらとコスプレ率が高いことが挙げられます。バニー、ミニスカメイド、全身タイツ……選り取り見取りなんだけど、やけに全身タイツの出てくる頻度が高め。後書きによると、打ち合わせ当初のネタの関係でそうなってるらしいですが、受けが悪いからか最近は編集部に強く止められてるとか。そりゃそうだろうなあ。全身タイツに心惹かれる、きららMAXの読者はそうそういないでしょう(笑
作者が全身タイツお気に入りという時点で予想がつくかもしれませんが、表紙に水着の巨乳が載ってたり、作中にコスプレが多かったり、といった割には露骨なエロはありません。その分微エロ多めで、ぬるーい雰囲気の話が多いので、キャラもの4コマとしては結構好みです。

さてこの漫画には、3人以外にもちょこちょこ出番のあるキャラクターがいます。それが僕のお気に入り、桑田久美子(通称くーちゃん)。

第1の部長を務める彼女も、実はしいなやレイコに引けを取らないオタク。レイコがオススメするような同人誌もきちんとチェックしてますし、時にはネコ耳を装着することも吝かではない、といったキャラなのです。それでも真面目に趣味と部活を分けて考え、しいなとレイコにちょっとだけキツく当たる彼女がとっても可愛らしくてよいよい。
褒められると簡単に乗せられてしまう辺りも、根は結構純粋なんだろうなあという事を感じさせて、ポイント高いです。

外見も実に僕好み。ややロリ顔で前髪ぱっつん、ちょっと太めの眉、とそれだけでもなかなかなのに、場合によっては眼鏡までかけてしまうんだから、推せない理由が無いですね。

そんなまん研の作者である、うおなてれぴん氏のサイトはこちら→"in the WATER."。サンクリやコミケにサークル参加されてるようなので、今度チェックしてみようかしら。



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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

まんがタイムKRコミックス | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/10/30(木) 00:00 ]

共鳴せよ!私立轟高校図書委員会(3)/D.キッサン
轟高校図書委員会の面々と、それに関わる教師達のゆるい日常を描いた4コマ漫画です。

癖のあるキャラクター達を前面に押し出したネタと、図書委員会という文化系集団ならではの、本を始めとするインドア趣味ネタのバランスが丁度良く、時には「あるあるww」なんて気分を味わわせてくれます。第1巻に比べると、割と後者寄りの話が増えてきた……ような気が。

ツッコミ要員兼ゲーマーの女の子だとか、まるで並平凡みたくその全てが平均的で普通な男子だとか、元アイドルであり元ホステスでもあり現在司書の女性だとか、個性的なキャラに溢れたこの漫画ですが、個人的にお気に入りなのは、優等生だけどホモ好きの隠れ腐女子である黒田さんと、真面目で堅物なナルシスト青山くん。

その2人のらしさと言うか、趣味を端的に表しているのがそのネーミングセンス。図書だよりのタイトルを皆で考えよう、という話で彼らが出してきたのは「ボクの肉体(カラダ)を読み解いて」と「星のさんぽみち」……
黒田さんはともかくとして、青山くんのそのセンスは嫌いじゃないです。顔赤らめて発言してる辺りはちょっとキモいですが(ノ∀`)
しかし青山くんは微妙に恥じらってる辺り、少し乙女チックな感じがして面白いです。彼は何だか微笑ましくて好き。また、変に完璧主義者なところには、ついついシンパシーを覚えてしまったりも。

全く関係ありませんが、副委員長の三村さんという女の子も好きです。いわゆる眼鏡っ娘が(外見的に)好きな僕としては、その知性と微妙な腹黒さに惹かれざるを得ない。

まあそんなこんなで、今後も青山くんをプッシュしつつ、文化系集団のぬるさを存分に描き上げていただきたいところ。
ぬるさと言えば、ミステリなんて全く読まないのに、何故かその手の読書サークルに入ってしまって、それでも問題なくやっていけた大学時代を思い出します。大抵の人が好きな本や作家に関しては譲らない割に、よく分からないところで寛容だったなー。



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4コマ(その他) | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/10/29(水) 00:00 ]

堀さんと宮村くん(1)/HERO
web上で連載されていた有名な作品が、書籍化したようなので購入。とはいえ僕が読んだのはほんの数ヶ月前なので、内容は大体覚えてるんですが……

とある高校が舞台の4コマ漫画です。ピアス穴をいっぱい開けてるけど、学校では目立ちたくないからとそれをひた隠しにしてる宮村くんと、学校では目立ってるけど、自宅では弟の世話をしたりなんだりで地味な堀さんが、まあ主人公……みたいなものだと思います。タイトル通り。
基本的にはコメディなんですが、割とシリアスな話も混ざってます。そのためか、ちょっとしたストーリー仕立てになっている話が頻出するので、4コマ目で落ちがついてないことも。ただその分、キャラの心情の掘り下げはかなり丁寧に行われてるんで、4コマの体裁とかを気にしない方ならば、面白く読めるんじゃないでしょうか。僕なんかは入れ込んでしまって、キャラの言動にかなりやきもきさせられたクチです。暗いパートを読んでると、一緒に気が滅入ったりして……

キャラといえば、一部のキャラが途中で完全に様変わりしてしまうのもこの作品の特徴。単行本1巻終盤で、どうにもいけ好かないキャラクターとして登場してくる生徒会の面々は、後には割と善人っぽくなります。仙石生徒会長に至っては、ほぼネタキャラ扱い。
他にも、堀さんと宮村くんの輪の中に引きずり込まれ、キャラの方向性を転換させられてしまう人がいますが、その辺りの心情描写はなかなか高校生らしく、ほっこりさせてくれます。

まあそんな感じで、甘酸っぱさの中にも時折黒さが混じるこの作品、個人的には結構好きです。が……どうもこの単行本はそこまでオススメ出来ない。元々モニター上で見ることが前提の作品でしょうから、印刷の結果、所々絵がボケてしまってる印象を受けてしまいます。また、webの方では話が落ち着いた辺りで作者さんのコメントが付いてたりして、そこで補完出来るものもあるわけですが、それが書籍版にはありません。
一応、描き下ろしの話も少しあったり、所々に新しいコメントが入ってたりもしますが……Amazonのレビューだかにも見られる通り、ファンブック的なものと捉えるのがいいのかなー。

ですので気になってる方は、web上で読んで気に入ったら、単行本化へのご祝儀として購入、ぐらいの気持ちがオススメ。作者であるHEROさんのサイトはこちらです→"読解アヘン"



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4コマ(その他) | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/10/27(月) 00:00 ]

comicオレカノ!が休刊。
……だそうです。詳細は画像を見ての通り。このオレカノ!の前身である、美少女的快活力が休刊したのが去年の冬頃だったように記憶してるんで、1年持たなかったわけですね。美少女的~の終盤から買い始めた僕にとっては、たった1年前後で2度の休刊を目の当たりにするという、何だか残念な事態に。

うーん、やっぱり成年コミック誌の存続は大変なんだろうなあ。色々な事情があるんでしょうが、今のところ廣田眞胤さんの漫画が読めるのはこの系列の雑誌と、ふたなりっ娘LOVEぐらいなので、ちょっと痛いです。次の雑誌は、長く続くことを祈らざるを得ません。

COMIC (コミック) オレカノ ! 2008年 12月号 [雑誌]COMIC (コミック) オレカノ ! 2008年 12月号 [雑誌]
(2008/10/24)
不明

商品詳細を見る

廣田眞胤さん関連 | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/10/26(日) 00:00 ]

クローバー/乙ひより
乙ひよりさん、2冊目の単行本。最初の単行本である『かわいいあなた』で衝撃を受けたのを思い出します。百合ってもっとドロドロとしたものだと思ってたんですよねー。

この本に収録されている話の主人公は、一花・風香・美鳥・卯月の橘姉妹。表紙左から一花・卯月・美鳥・風香です。
一つ一つの話は、各々の高校生時代を描いた短編。収録されている順番に読むと、卯月から時系列を遡っていく形。ですので、一花のエピソードでは、卯月はまだ幼女だったりします。

さて、各話の概要を適当に。

第1話 彼女の隣

卯月はある日、無人の電車内で網棚に乗ろうとしているところを、1人の女子高生に見られてしまいます。制服を見て、同じ学校の生徒ではなかったのが不幸中の幸いか……なんて卯月が思っていると、その少女・志穂が卯月の通う高校、しかも同じクラスに転校してくるというお約束な展開。

学級委員である卯月は、志穂の面倒を見るよう先生に言いつけられるわけですが、志穂の言動は厳しい校風にそぐわないものばかり。ピアスにマニキュア、それを注意されてもどこ吹く風な志穂に卯月は戸惑います。
ただ、「ただかわいくてキレイなものが好きなだけ」と言い放つ志穂に「古き良き時代を守るのも大事!」と返しながらも、そのマニキュアを「…キレイだけどね…」と褒めている卯月を見ると、キレイなもの、そしてそれを通して志穂にやや惹かれているのかなあ、なんて思えてその微妙な関係がいいんですよ。

で、色々とあって2人はもう少し近付くわけですが、それでも表面的にはガールズラブ的関係には至っていません。多分、2人ともまだそこまでの感情はないんじゃないかなあ、とは思うんですが……読み方次第でしょうか。

第2話 bitter girl

ケーキ屋でバイトする美鳥が、突然の人手不足に困った挙句、毎日ケーキを買いに来る少女を勧誘するシーンから話は始まります。その少女が本話のもう1人のヒロインである杉浦なわけです。

クリスマス・シーズン、街がカップルで溢れ返る中でケーキ販売をしていた美鳥は、ひとり身であることを嘆きます。すると杉浦が「お互い彼氏できるまで試しに付き合ってみます?」と突然の提案。戸惑っているところを「うぶなんですねー」とからかわれ、「ぜっ ぜーんぜん! 女同士なんてよゆーじゃん!」と意地になって返答してしまう美鳥が子供っぽくて可愛いです。

さて、お試しということで付き合い始めた2人ですが、美鳥は予想以上に杉浦に惹かれていて、一緒に過ごしているだけでドキドキする自分に気付きます。その感情を殺しているうちに、美鳥に告白してくる男子が現れて……

第1話に比べると、かなり甘いお話。描き下ろしとして、2人の後日談が掲載されているんですが、そちらも含めて御馳走様といった感じでした。

第3話 春よ恋

風香は、その後に卯月も通うことになる高校の生徒会長。ゆるーい性格の彼女は、同じく生徒会役員である橋本に怒られてばかり。

ある日、風香が図書室でのんびりしていると、橋本と1人の少女が談笑しているところを発見します。風香がちょっかいを出すと、橋本はその場を後にしてしまい、残されたのは風香ともう1人の少女。
「二人ってデキてんの?」と風香が冗談で聞いてみると、彩子と名乗った彼女からは「私はそういう意味で好きだけど 秘密ね」との返答が。

2人の関係が気になり、彼女達のデートにくっついて回る風香。ずっと彩子とべったりとしていると、ついに橋本は怒って帰ってしまいます。そしてその翌日、その事について謝罪してきた橋本とのやり取りから、風香は橋本もまた彩子に対して恋愛感情を持っていることに気付いてしまい……

読後に残る一抹の寂しさと、それもひっくるめて優しく包み込んでくれる空気が素晴らしい。乙ひよりさんの描く失恋話は、哀しみとそれを糧にしようとする前向きさが同時に存在していて、その塩梅が絶妙です。個人的には1番お気に入りのエピソード。

第4話 夢心

この第4話に限って、姉妹以外の視点から物語は進行します。

和代は出会ってから10年間、一花に恋をし続ける少女。その思いは一花には届いているのかいないのか、一花は普通に男子と付き合っています。

そんなある日、一花の彼氏が他の少女と手を繋いで歩いているのを見かける2人。それにも関わらず、浮気する甲斐性があったとは、なんて感心する素振りすら見せる一花に、和代の方が感情を爆発させ「私のほうが… 一花のこと…好きなのに…」と口を滑らせてしまいます。
けれど一花も彼氏の事を許す気は全く無かったらしく、浮気相手と別れさせて自分に色々と貢がせた揚句に、こっぴどくふってやるつもりとの言。ひでえ女だ(笑

それはともかく、それを受けた和代は「そんなことばっか言ってると 友だちいなくなっちゃうよ?」と一花を心配するのですが、一花自身はあっさりと「でも 和代はずっと一緒にいるでしょう?」と返すんですね。僕はこのシーンが好きです。エピソードとしてなら第3話が最高なんですが、シーンとしてはここが1番鼻息荒くなります(←×
一花のマイペースぶりと、それにやや呆れながらも追従していく和代という対照的な関係が、実は和代の想いだけから形作られたものではなかったことが判明した瞬間、僕の心も晴れ晴れとするわけですよ。

それにしても和代は可愛いなあ。ある意味、この本の中で最も純真だったのが彼女なのではないでしょうか。


こんな感じで紹介は終了です。特典ペーパーは、とらとゲマで見かけました。金欠だったため、とらでしか買えてないです。描かれているのは卯月と志穂。ゲマのはまたキャラが違った気もするんですが、どうだったかなあ。

乙ひよりさんのサイトはこちら→"君鳥翠"



4コマでない漫画 | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/10/23(木) 00:00 ]

神のみぞ知るセカイ(2)/若木民喜
ギャルゲーで得た知識だけで、現実の女の子をオトすという非常にバカバカしい漫画の第2巻。1巻は売り切れた店も結構あったようですので、特典のペーパーとか欲しい方は早めに購入しておきましょう。かくいう僕も、1巻のメイト版・ゲマ版のペーパーを入手し損ねてしまってるんですが。

しかし、数多のギャルゲーを攻略し、その手腕・博覧強記ぶりから『落とし神』とまで呼ばれる主人公、桂木桂馬の熱弁に触れたり(「まったく同じ展開のゲームを…やったことがある。」だとか)、漫画内ギャルゲーのやり取りがそのまま外に適用される、なんていうメタフィクション的な部分を読んでると、僕みたいな自主性の弱い人間は、それに感化されて日常に臨んでしまいそうになります。「現実(リアル)なんてクソゲーだ!!」と落とし神も仰ってますし……

漫画の内容は、もう上で書いただけで大半の説明が終了してしまっているというぐらいに単純で、他にはあまり触れることが無いです。
物語の都合上、「恋人として成立する」瞬間まで進行するとそのヒロインは攻略終了ということになりますので、多数のキャラのフラグ立てから最も美味しいところまでを楽しめる、という親切設計。全てがラブコメ仕立てなので、心情描写も微に入り細に入り、といったものではなくサクッと読めます。
反面、関係を作っていくにはたっぷりと長い時間をかけてイベントを消化したり、ライバルが出現したりと、複雑な過程を経ないとダメだ! という方や、ヒロイン達の人格の掘り下げが好きだという方、恋愛成就後のドロドロが見たいんだ、という方には物足りない部分もあるかもしれません。

ここから本題。今巻には、僕の1推しヒロインである汐宮栞を巡るエピソードが収録されています。雑誌掲載時、陸上部→お嬢様→アイドルときて、満を持しての文系少女・図書委員の登場に歓喜したものです。
いや、アイドルも好きなんですが、この漫画に登場してきたかのん(こちらの話も今巻収録)はアイドルとしての完成度が高過ぎて、僕のストライクゾーンからはやや外れてしまった。擬似的な二人三脚的部分がもっと欲しかったとかそういったアレもあるんですが、単純にグループ内の干されメン(前面には出てこない、後列メンバーの事です。ボーカルパートも少なめなことが多い)を好きになりやすい僕の好みの問題です。どうでもいいですね。

髪型だけだと、一瞬アイマスの春香のようにも見えますね(画像はこちらを参照)。まあそんなことはどうでもよく、これは美少女過ぎる……基本的に雑誌を買わない僕ですが、このカラー扉が載ってる号ばかりは買わざるを得ませんでした。このイラストは販促ポスターにも使用されていて、それが色んな所に貼ってあったので、目にしたことがある方も結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。とらのあな吉祥寺店のエレベーター前で、人の邪魔にならないようにこれをじーっと見てたキモヲタは僕です。

栞の魅力は外見だけはありません。周りとのテンポのズレのせいで、本当は人と喋りたいのにその機会を失してしまってばかりのところも可愛いのです。口を開いたと思えば、自身でもいまいち把握出来ていない言葉しか出てこない。そして彼女の名(迷?)台詞「あ、ありがろん…」は少年マンガ史に残る。そんな予感がする。是非、単行本で見ていただきたいシーンです。

もうね、これを雑誌で見た瞬間その場で死ぬかと思ったわけですよ。口下手な美少女の口から飛び出てきたのは、ありがろんとかいう意味不明だけど可愛い響きを含んだ言葉。そしてそんなことを口走ってしまった彼女は、恥ずかしさのあまり手に持った本で顔を隠す、と……消防車を目の前にしたエルシィではないですが、う…うう…うううーーーっ! とか叫び出したくなりました。

さて、僕の最も好きなキャラ類型は「プライドとそれを裏付ける教養を有し、自他を厳しく律する」、いわゆる委員長・生徒会長タイプをベースにしたものなんですが(個人的双璧は、メノリ様ことメノリ・ビスコンティと、りっちゃんこと秋月律子)、栞はそれ以外のタイプとしては久々の大ヒット。何だか少しだけ視野が開けたような気がします。知性があれば、別に厳しさはいらないのかもしれないなあ。

こんな素晴らしいヒロインを世に送り出してくれた若木民喜先生こそが実はネ申(単行本の帯に準拠した表記)なのではないか、なんて程に感動したわけで、今巻は感謝も込めて複数冊購入しました。ペーパーも付いてたしね。もし欲しい方がいらしたら、コメとか連絡下さい。

若木民喜先生のブログはこちら→"HoneyDipped"



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[ 2008/10/20(月) 00:00 ]

ドボガン天国(2)/真田ぽーりん
ペットショップ『ドボガン』を舞台にした、ペットに関するあれこれが描かれた4コマ漫画。

鳥類好きで、いつもフクロウのふく助と一緒のとんび(主人公の女の子)を始め、犬好き、魚好き、ネズミ好きと『ドボガン』の店員は動物愛好家ばかり。そんな彼らと動物の面白おかしい触れ合いが主なパートですが、捨てられてしまったペットであるとか、腹を空かせてうろつき回る野良犬への対処であるとか、そういった動物特有の難しい問題にも時折言及しています。
そういった真面目なエピソードは何話か続いたりするので、その後の笑いが更に可笑しく感じることこの上なし。

さて、『ドボガン』の店員達は動物を愛しているゆえに、ペットを大事にしない飼い主や、きちんと育てる覚悟も持たずに動物を飼おうとしている人間に対しては、客であろうと容赦なく怒りを露わにするんですが、その描写が、ペットを飼ったことのない僕には割と新鮮だったりもします。
大島弓子のサバやグーグー辺りを読んでる時にも感じたりするんですが、ペットは家族同然に扱うとか、そういった類の話を聞いてもいまいち理解出来ず「ああ僕は今蚊帳の外にいるなあ」みたいな心情になってしまうわけですよ。まあ別にどうでもいい話ですが。

作者である真田ぽーりんさんのブログはこちら→"キャベツのつぶやき"
更新頻度は低めのようです。



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[ 2008/10/16(木) 00:00 ]

True my Family
なる、『BabyPrincess』オンリー同人誌即売会に、足を運んでみました。イベントの公式サイトはこちら

"有齒女陰"(成コミ作家である廣田眞胤さんのサークル。18歳未満は見ちゃダメな絵もありますので、注意)のペーパー目当てだったのですが、11時の開場直後に訪れてみたところ、ご本人はまだ到着しておらずペーパーも未配布。
講義を1コマサボっての参加だったので、かなり焦りました。長居してしまうと、次の講義にも遅刻してしまうんだけど……と気を揉みつつも、仕方ないので読書して時間を潰す僕。で、『行くぞ!冷麺探検隊』(東海林さだお著)を読んでたら、とっくに予定の退館時間をオーバーしてるという、また何とも言えない事態に。ここまで来るとよく分からない意地が鎌首をもたげてきまして、結局ペーパーを貰った後、大学には行かずアフターイベントにも参加(←×

さてこのベビプリ、実は作品そのものにはさほど詳しくないんですが(キャラが何人か分かるぐらい)、ぶらぶらしてみるとなかなか楽しかったです。キャラ名も幾つか覚えました。個人的には、5女・8女辺りがアツイ。大人しい・コスプレ・眼鏡とかそういった単語には割と(?)弱いです。

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[ 2008/10/14(火) 00:00 ]

C級さらりーまん講座(右顧左眄編)/山科けいすけ
C級さらりーまん(右顧左眄編)が発売されていました。番外編を除くと、実質13巻目です。しかし特別意識しているわけでもないんですが、ここ数日4コマの話題ばっかりですね。

さて今巻ですが、特に前巻までと変わる部分はなさそう。仕事に関しては非常に有能だけど、センスや常識を全て零してしまったような二階堂さん始め、レギュラーキャラの出番もきちんとありますし、世相を反映した風刺のように見せかけたナンセンスなギャグも相変わらず。出世を諦めた会社員必携・必読の書なんてキャッチコピーは未だに有用そうな気がします。
個人的には、うだつの上がらなそうなおっさんが「スピリチュアル的には俺が社長だから」なんて嘯いてる1コマ漫画(とでも言うのかな、1コマで完結してる作品です)がお気に入り。

試し読み出来る所を探してみたんですが、ちょっと見つからなかったので今回はサンプル等が無いです、残念。



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[ 2008/10/12(日) 00:00 ]

毎週火曜はチューズデイ!/oYSTER
単行本が出たわけではないんですが、まんがタイムWebでweb連載が始まったようなので、取り上げてみました。タイトルは火曜日はボクらの休日!!だそうです。タイトル同様、毎週火曜日に更新予定とか。ちなみにこのエントリのタイトルでの作者名は、誤字。本来はoにウムラウトが付くんですが、文字化けしてしまったのでこの表記にしてあります。

本編は、まんがタイムオリジナルで連載中の『毎週火曜はチューズデイ!』という4コマ漫画。web連載同様に、ネズミ達のクスっとくるやり取りを描いた作品です。特定キャラとかそういったものはなく、毎回色々なネズミが出てくるオムニバスなので、何処から読んでも楽しめる安心設計。
僕の中では『サクラ町さいず』と並び立つ、まんがタイム系4コマの双璧です。好きな4コマを5本挙げろ、と言われたらこれを選ばざるを得ない。

昨日触れた施川作品が、取り留めのない思考の繰り返しに有意なのに比べ、こちらは本当に頭を空っぽにしたい時に重宝するんではないでしょうか。1日漫画や本だけを読んでる暇があるならば、昼下がり用と就寝前用みたいな。

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[ 2008/10/11(土) 00:00 ]

サナギさん(6)/施原ユウキ
ほのぼのするような、そうでもないような。そんな不思議な読後感が魅力の、施川ユウキ氏の作品です。これで完結。こちらでサンプルが見れます。是非どうぞ。

さて、このエントリは作品のレビューというより、僕が施川作品に何を見てるか、ということをだらだら書いてるだけのものです。一応注意書き。

施川作品は読む人を選ぶ気はしますが、ハマる人はとことんハマれる逸品揃い。僕も『サナギさん』中期~後期ぐらいからの新しい読者ですが、既刊はすぐに揃えてしまいました。

そんな施川作品を、他の日常系漫画と一線を画するものにしているのは、その「日常」の演出ではないかと思います。
いわゆる日常風景を描いた作品というのは、現実の日常そのものを漫画内へと持ち込み、ゆるゆるとした空気感を醸し出し、そこに一風変わった登場人物や世界観をアクセントとして配置するもの(『あずまんが大王』『ふら・ふろ』『ヨコハマ買い出し紀行』等)、または漫画的日常という、現実の日常と地続きとは言い難い非日常を、突飛なキャラクター達が当り前のように過ごすもの(『日常』『ぽんてら』等)が多いと思うんですが、施川作品は至って自然に日常風景を描きつつも、キャラの言動を通してそのゆるやかな空気をぶち壊し、その後に限りなく漫画的な日常をそこに再生している……ような気がするのです。

そこで僕がいつも味わうのが、冒頭で書いた「ほのぼのするような、そうでもないような」読後感なわけです。さて、では日常を破壊してその裏にあるものを引き摺りだす、キャラの言動とはどんなものなんだろう、と考えてみるとパッと思い浮かびません。情けない脳みそですね。

それはさておき、何処かにヒントはないだろうか、と『サナギさん』と同時発売の『12月生まれの少年』の帯を見ると、『サナギさん』の紹介文に「ほのぼのと毒の奇跡のバランス」との文字が躍っています。作中に、その両者が絶妙な配分で描き出されていることは事実。フユちゃん、というキャラの吐く毒にクスリとさせられることも確かにあります。
では、その"毒"が僕にこの奇妙な感覚を味わわせているのか。施川作品のキャラの放つ毒は、事象をなかなかに鋭く射抜いていることが多く、その発言者の機知に富んだやり取りを更に魅力的なものにしてはいます。が、それは作品におかしさを与えるもので、それ以上のものではない。そう考えると、これはちょっと違う。

では、一方の"ほのぼの"はどうだろう。これは深く考えるまでもなく、正解ではないな、という気がします。ほのぼのは、自然な日常風景の描写の中で、何ということのない会話を交わすキャラ達に味わうことが出来るわけですが、ほのぼのそのものが「そうでもないような」という、ほのぼのをぼかす気持ちを生み出す、というのはちょっと難しい。

ここで行き詰まり、僕はない頭をフル回転させてみました。ほのぼのでも毒でもないし、そのバランスが云々という話でもないように思う。内容から離れて、キャラ造形であるとか、その画面に答えはないだろうか等と絵だけを目でなぞりつつページを繰っても、やはり答えは見つかりません。

で、ああもうダメだ寝よう、と諦めかけた時にふと思い至ったものがありました。ほのぼのでも毒でもなく、画面でもないそれは、キャラの思考プロセス、すなわち台詞そのものと、次の台詞を口に出すまでに生じる「間」をひっくるめた、言うなれば登場人物の言動そのものなんじゃないだろうか。
日常を破壊し僕を「そうでもないような」気分にさせる言動というのが、キャラの言動そのものと言うのではトートロジーのようですが、一つ一つの台詞や動きに捉われるのではなく、そういったもの全て、それこそほのぼのも毒も内包し思索する彼らこそが僕に、得体の知れない奇妙な満足感を与えてくれていたんではないか、という結論に達したわけです。

そう考えると、施川作品は思惟するキャラのオンパレード。作者本人のコラム等を見ても分かるように、キャラにも受け継がれるその思考は中二的な側面が強いとは思いますが、どうでもいい考え(ここが割と重要)をいつまでも頭の中で巡らせていられる僕のような人種には、まさにうってつけの漫画だったわけですね。

我ながら途中からわけ分からんことになってるんで、読み辛いんだろうなあとは思いますが、まあたまにはこういう文章もいいじゃない(←×)

で、施川ユウキ氏ご本人のサイトはこちら→"施川ユウキのみすぼらしい部屋(仮)"
↑にある以外にもサンプルなんかが載ってます。



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4コマ(その他) | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/10/10(金) 00:00 ]

みそララ(2)/宮原るり
みそララ(2)

デザイン会社の新人ライター"麦みそ"こと麦田美苑、デザイナーの米原梨絵、営業の粟屋真琴が懸命に、時に空回りながら仕事に励む姿を描いた4コマ漫画。
作者の他作品と比べると全体的にキャラが大人しめ。仕事に関して一喜一憂する彼女達は、恋愛研究ではしゃぐ女子中学生達(『恋愛ラボ』)よりは感情移入しやすいような気がします。

試読はこちら

1巻では、デザイン関係の仕事は全くの未経験だった美苑の右往左往が面白かったんですが、今巻ではそういうアレはないです。かと言って、別に失速することないので楽しく読めました。

序盤はデザインコンペの話。デザインを1人で担当できるということで喜び勇む米原さんに、そのデザインに使うコピーについての相談をなかなか持ちかけられない美苑。まあ諸々あってチーフに諭され、ディスカッションへと発展していくわけですが、はしゃぐ米原さんが可愛い。宮原るりさんの描く、ちょっと醒めたところのある女性キャラはホント好きです。

後半は、雑誌の温泉街取材の段取りを、美苑が全て取り持つことになって……という話。他職種のサブキャラの誰もが、自分の仕事に色々とこだわりを持っていて、イイ味出してます。それを感じ取れる辺り、美苑はいい娘ですね。

以上の内容に細々した話を加え、『恋愛ラボ』からのゲストキャラなんかもあり、割と盛り沢山だったんではないかと思います。1巻はオールカラーでしたが、今巻は普通の印刷なんで、値段は芳文社の他の4コマと一緒。

で、宮原るりさんのサイトは→"ヘッポコロジー"
オマケやら何やらがたくさんで、楽しいサイトです。web出身の漫画家さんはサービス精神旺盛な人が多いなー。トップに出てる画像も、このサイトから頂戴してきたものです。



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まんがタイムコミックス | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2008/10/09(木) 00:00 ]

キラキラアキラ(1)/曙はる
4コマ漫画です。きらら系列ではない、普通のまんがタイム系(ファミリーだったかな?)で連載されてる作品。しかしまあ、可愛い女の子描いてくれる人多くなったなあ。山科けいすけやいしいひさいち辺りの4コマを読んで育ってきたのに何故かキモヲタ化してしまった僕としては、嬉しい限りです。

試読はこちら

アキラ(画像)と幼馴染の桃太郎は、同じマンションの上下階に住んでいて、上階に住むアキラは桃太郎の部屋への移動に縄梯子を使ってたりするんですが、その設定が二人の心情の距離を測るのにうまく使われてるなあ、という感じ。人気者だけど恋愛には無頓着気味なアキラ、それに対してアキラの事を割と女性として意識していて、ふと複雑な感情を抱いたりする桃太郎の対比が、全体的にあくまで爽やかに描かれています。
基本的にドロドロした展開は一切ないので、そういうの苦手だなーという人も安心して読めるんじゃないでしょうか。ただ、2人は未だ恋仲にはないので、そういった関係独特のこそばゆさには注意。

特にストーリーはないので、話が続いている場合も連載1回分で完結。キャラの基本的な感情ぐらいしか持ち越しはないので、何処をめくっても楽しめます。

作者、曙はるさんのサイトはこちら→"白玉庵"
過去の同人作品等も掲載されてますので、興味ある方は是非。



テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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[ 2008/10/08(水) 00:00 ]

ささめきこと(3)/いけだたかし
ささめきこと3巻が発売されました。さほど数を読んでいるわけではないですが、いわゆる百合漫画の中ではこれが1番好きなので(シーン毎の間の取り方とか)、単行本が出る度にちょっと嬉しくなります。

本編の紹介の前に、キャラクター紹介へのリンクを載せておきます(アニメ公式サイトができたので)。キャラの名前がなかなか覚えられない僕としては、結構重宝。

・第13話(試読はこちら

体育祭の順位が良いクラスは文化祭の出展枠を自由に選べる、という学園の非公式ルールを巡り奮闘するクラスメイト達。運動神経抜群の純夏は、周りからの期待も相俟って、普段以上に汐にいいところを見せようと頑張ります。

銭形平・綿村・藤戸といった新たな脇役達の出番が多めで、インターミッション的な回ですね。個人的には、八重歯の可愛い銭形平さんが好みです。彼女と、彼女をおやびんと慕う綿村さんとの、いわゆる百合ップルとは少し違う関係もイイ。

・第14話(試読はこちら

体育祭も終わり、文化祭の日がやってきます。純夏達のクラスの出し物は、メイド喫茶とおばけ屋敷の融合であるメイド屋敷(メイド姿の男子がお出迎え)となるわけですが、それは本編とは一切関係ありません。おまけ漫画も含めて、朱宮くんのメイド姿が光ります。オイシ過ぎる(笑

さて本編の話。外部からも可愛い子が来校しているにも関わらず、以前のようには騒がない汐。もしや趣味が変わったのでは、夏休みを経て仲良くなったように見えるし、キャンプファイヤーで告白なんていいシチュじゃないか、と蓮賀さんに焚き付けられて、少しその気になる純夏ですが、ロッテの出現によってその想いはやはり裏切られてしまいます。

・第15話(試読はこちら

1年前、「カワイイ」女の子を愛する汐に振り向いてもらうために、空手をやめた純夏。にも関わらず汐は現在、空手バカであるロッテにご執心。ガワ(形の事でしょう)さえ好みに合えばいいのか、と純夏は複雑な感情を抱きます。

そんな中、純夏は自らを師匠と慕うロッテを鍛え上げて、筋骨隆々な体に仕立て上げて汐の興味を削いてでしまおうと画策。ロッテに付きっきりになる内に、汐との会話も減りがちになってしまうわけですが、そこにいまいち気付かない辺り、純夏は自爆体質だなあ。

・第16話(試読はこちら

純夏の行動は自らの欲望を超え、純夏のことを大きく強く優しい、と慕ってくれるロッテの期待に応えようとしてのものに。

けれど雨の中のロードワークで、ロッテは体調を崩してしまいます。無理を押して学校に出てはくるんですが、結局は純夏の家のお手伝いさんに迎えに来てもらい、早退することに。
それを見て、汐は純夏を責めます。「小さくてかわいらしい」ロッテが純夏のペースに合わせられるわけがない、という彼女の言葉は本当に凶器のよう。

それに対して、純夏の感情が爆発。何度となくぬか喜びに泣いてきた純夏が、初めてその想いの丈をぶちまけるシーンです。読んでてちょっと泣いた。

この後に純夏も風邪をひいてしまい、それを汐が見舞うのですが、そこで純夏の寝姿を見た彼女の口から発せられるのが「カワイイ」という言葉。汐もまた純夏に対して、通常の友達以上の感情を持っているのは、これまでの態度の端々から見て取れたわけですが、それがここまで直截的に表現されたのは初めてだったように思います。

・第17話(試読はこちら

汐と出会った頃の事を夢に見て、ふと目を覚ます純夏。そして、汐が見舞いに現れなかったため、嫌われてしまったものだと勘違いし、声を上げて泣きだします。
汐は、襖1枚を隔てた廊下でそれを聞いているのですが、その表情が何とも悲しげで……

過去の一幕では、村雨道場男子部の情けなさが見もの。ここまでの話からはぱっと想像できない程に、昔の純夏はストイックな感じです。

・第18話(試読はこちら

汐が純夏を見舞ってから一晩明けると、今度は汐が学校を欠席。更に翌日、純夏が復帰してもまだ彼女は姿を見せません。風邪をうつしてしまったか、と心配した純夏が訪ねてみると、「私のことはほっといて」と顔も出さない汐。ここからのドア越しの会話で、物語が大きく転がっていくことがよく分かります。

汐の「ずっと友達でいてね?」が、第1話の「ずっと友達でいてね?」に比べて、如何に複雑な意味合いを含む台詞か。汐が純夏に何を告げるのか、非常に気になるところでこの回は終わります。


さて、3巻に収録された話は以上なんですが、とにかく続きが気になってしょうがない僕は、コミックアライブの最新号が出るまでこのレビューをupせずに待っていました。で、月末に発売されたアライブを読んでみたら……他のキャラの背景やら何やらにスポットを当ててる話で、本編進んでねえ(ノ∀`) というわけで、お預けを食ってしまったみたいです。早く続き読みたいなー。

最後に、1~3巻の表紙をamazonから引っ張ってきてこのエントリは終了。1巻の立ち位置、ポーズを考えると、汐が少しずつ純夏に歩み寄ってきているといった感じでしょうか。3巻表紙では、汐が見つめていることに純夏は気付いてない様子なのが印象的。






いけだたかしさんのサイトはこちら→"いけだの国"


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[ 2008/10/04(土) 00:00 ]

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